高精度ダイカスト技術とは、従来のダイカストの常識を覆す、即ち、
① 抜き勾配なし
② 精密加工と同等の寸法精度
③ 極薄肉軽量化を実現し、大幅なトータルコストの低減、
リードタイムの短縮が図れる、画期的なダイカスト技術であります。
≪特徴≫
① 抜き勾配「0」
② 高精度の実現 (寸法精度、平面度、真円度、平行度、真直度、直角度、同軸度、等)
③ 後加工をなくす (加工レス化)
④ 極肉薄軽量化の実現
⑤ 内部組織の均一化 (巣の発生極少化)
⑥ 複雑な形状の高精度部品の生産
⑦ 部品生産リードタイムの短縮化
⑧ トータルコストの低減化
※注 ダイカスト製品の鋳造における精度を上げるには、金型の精度を上げなければならず、
そのため、その金型製作費用も増します。
従って、商品設計段階において、トータルコスト等を考慮し、鋳造において制度を確保
するか、または鋳造後の精密加工にて精度を確保するかを決め、商品設計及び金型
製作にあたることが望ましいものと考えています。
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